ハーブを使って靴と足を清潔に 高原千芙美

  



第14回:ハーブを使って靴と足を清潔に

 ハーブの抗菌・消臭・防カビなどの作用を活用しているひとつに、靴と足を清潔に保ちケアする「ハーブを使ったシューズキーパー」があります。ハーブの香りは玄関やシューズボックスにもさわやかに広がり、気持ちも軽やかにしてくれます。今月ご紹介するのは「くるくるハーブ・ブーツキーパー」。汗をかくことの多い春夏のブーツを快適に履くために、ぜひ作っていただきたいハーブグッズです。私の講座で作ると、ハーブの威力もさることながら、針と糸を使わない、かわいい仕上がり、すぐできるなどの点で受講生の皆さんに好評です。

 シューズキーパーにはドライハーブを使用します。よく利用されるのはタイム、セージ、ミント、ラベンダー、ローズマリーなどですが、皆さんの手に入れやすいものを中心にするとよいでしょう。ハーブショップなどでご購入できます。

 今回の私のブレンドはラベンダー10g、ローズマリー10g、マジョラム10g、ペパーミント5g、タイム5g、クローブ=花蕾12個で2本を作ります。


【2本分の材料】

・ハーブブレンド40g(1本20g)
・クローブ=花蕾12個(1本に6個)
・ガーゼ2枚(1本に1枚)
・キルト綿30cm×25cm 4枚(1本に2枚)
・布45cm×30cm 2枚(1本に1枚)
(縁はピンキングばさみで切る)
・リボン6本(1本に3本)

 また、シューズボックスや、季節を問わず油断できないお子さん達のスニーカー、玄関に空気がこもったようなときには、ブレンドしたシューズコロンのスプレーもお試しください。ラバンジン5滴、パルマローザ5滴、ティートリー2滴、ペパーミント2滴に無水エタノール30ml、精製水10mlを加えて調整します。





 高原千芙美(たかはら ちふみ)

東京薬科大学卒、薬剤師。生活習慣病予防士。アロマ塾認定講師。ハーブアロマ緑のポシェットを主宰。毎日文化センター、朝日カルチャーセンター、昭和女子大オープンカレッジ、東武カルチュアスクール、産経学園、多摩市民塾などでアロマテラピー、ハーブに関する講座を持つ。また、中野区、練馬区など区民講座の講師としても活躍中。FM多摩G-Windにレギュラー出演。





ハーブを使って靴と足を清潔に 高原千芙美