疾患名 オ)
黄色腫、黄色靭帯骨化症、黄疸性出血性レプトスピラ、オウム病、オスグット病


黄色腫〔xanthoma〕

 脂質に富み、黄色を呈する皮膚の結節、腫瘤である。全身または局所の脂質代謝障害に基づく反応性の黄色腫と、線維芽細胞の腫瘍性増殖である腫瘍性黄色腫がある。反応性のものは家族性高リポ蛋白症、原発性胆汁性肝硬変などの肝疾患、糖尿病に続発するもので、一般に血清脂質の値は高値を示すが、腫瘍性のものでは血清脂質の値は正常である。

黄色靭帯骨化症〔ossification of yellow ligament ; OYL〕

 黄色靭帯とは脊柱管の上下の椎弓を連絡する靭帯で、弾性線維に富み、黄色を示すのでこの名がある。この靭帯が徐々に骨化し、痙性麻痺をきたすものが黄色靭帯骨化症である。下位胸椎、胸腰移行部に好発する。腰背痛を伴う。進行すると脊柱管が狭窄し、脊髄神経を圧迫する。これが痙性麻痺の原因となる。他の靭帯の骨化を合併することが多い。後縦靭帯骨化と合併した場合は、脊柱管の狭窄が著明となる。

黄疸性出血性レプトスピラ〔leptospirosis icterohemorrhagica〕   ワイル病

オウム病〔psittacosis、parrot fever〕

 人畜共通感染症の一つで、病原体はクラミジア・プシタキである。オウムの糞便中のものを吸引感染することが多い。気管支肺炎を起こし、高熱が続く。食欲不振、頭痛、筋肉痛、胸痛を伴う。

オスグット病〔Osgood disease〕

 発育期の男子に好発する脛骨粗面の突出。圧痛があり、運動時疼痛がある。骨化癒合障害が原因と考えられている。







横位
横隔膜下腫瘍
横隔膜刺創
横隔膜破裂
横隔膜ヘルニア
横隔膜ヘルニア、胎児治療
黄色腫症
黄色靭帯石灰化
黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌、細菌性食中毒
黄体機能不全
黄疸
黄疸、新生児
黄疸、体質性
嘔吐
黄熱
黄斑部浮腫、サルコイドーシス
欧文略語
オウム病
横紋筋融解症
黄燐中毒
オーソサイド中毒
太田母斑
オーデコロン中毒
オーバーセンシング
オーベルスト指ブロック
オキサジアゾン中毒
オキサゾラム中毒
オキシドール中毒
オギノ式避妊法
おくび
オコゼ刺症
悪心
オスグッド‐シュラッテル病
オスバン中毒
オスラー病
おたふくかぜ
おでき
オムスク出血熱
オリーブ橋小脳萎縮症
オリエール病
オルシプレナリン中毒
オルトジクロルベンゼン中毒
オルトラン中毒
折れ耳
オンコセルカ
温熱じん麻疹