大特集:地黄(ジオウ)

地黄の効能

@地黄(ジオウ)は中国原産の漢方薬

中国産の主産地は、河南省の旧懐慶付で、「懐慶地黄」ともいわれています。
現在は山西省が主産地です。
日本には天平時代に薬草として渡来し、奈良県で栽培が始まりました。
現在は北海道で栽培されています。
北海道では、栽培期間中は化学合成農薬や肥料を使用しないで、天然の肥料で育てられています。
中国最古の薬草の本である『神農本草経』に、
「あらゆる関節痛、筋肉痛、肩こり、腰痛、内臓の損傷を治し、血行が悪くなって起こる麻痺、しこりを取り除く」
とあります。

A地黄が配合されたくすり

瓊玉膏(けいぎょくこう)

:生地黄の絞り汁を使った練りくすりで、中国古典の『寿世保元』に、
「不老長寿の要薬とされ、五臓(肝・心・脾・肺・腎)を活発にして、体力を満ち溢れさせ、奔馬のごとくになる」
と記しています。

その他、
四物湯、八味地黄丸、十全大補湯、人参養栄湯、滋陰降火湯、潤腸湯、
消風散、当帰飲子、加味逍遙散、温清飲など多くの漢方処方に配合されています。



B地黄は修治(加工法)によって薬効が異なります。
 
薬用には大きく肥大した根を使用します。加工法によって薬効もさまざまです。
病気の初期の場合は、生地黄が使われ、
治らないで病状が進むと乾地黄が使われ、
中高年に起こりがちな疲れや、それに伴う症状を治し、健康を取り戻すのが熟地黄です。

「瓊玉膏」に配合される生地黄は製薬過程で熟地黄になります。

C生地黄(鮮地黄):掘り取った生のもの
発熱を下げ、血液をきれいにして、全身の水分を調整し、
糖尿病による口渇を取り、皮膚の発疹を治療する。
吐血、鼻血、血尿、月経過多少の止血作用があり、咽頭腫痛に用いる。

D乾地黄:乾燥したもの
身体が疲れている時の微熱を下げて、発熱時の胸苦しさを消し、
糖尿病を治し、吐血、鼻血、血尿、月経過多症の止血の効用がある。

E熟地黄:熟したもの
身体の衰弱を元気にし、貧血を治す効用がある。
特に肝臓の疲れを取り除き、めまいや耳鳴り、腰や膝が疼いて痛むものを治し、
糖尿病を治し、インポテンツを改善し、更年期障害や異常性器出血を治す効用がある。



F地黄は「腎虚」という症状に有効

腎虚という漢方用語は、腎臓の病気のみを指したものではなく、
「腎」という字は肉月の上に堅いという字を乗せたものです。
すなわち、身体の中で活動の中心をなすもので姿の見えないものを指したのです。
その「腎」の力が、過労や強いストレスなどによって衰えた状態や、
老化現象による諸症状を「腎虚」といったのです。

腎⇒老化⇒腎虚の状態
腎⇒過労⇒腎虚の状態


○疲れやすい○顔が青白い○体力低下○目が乾く○食欲不振・下痢気味
○唾液の分泌が少なく、口が渇く○貧血○皮膚の荒れ・乾燥○不安感・健忘○動悸・息切れ
○痩せはじめた○インポテンツ○風をひきやすく、こじれて治りにくい○四肢冷感

◆女性更年期障害
◆男性更年期障害

 男性加齢学会は、急激な性機能障害、連続的な過度のストレスによる急激な不安感・あせり・不眠、働きすぎにより、
朝起き上がれない・働く気力が湧かない・新聞を読んでも記憶に残らないなどの症状や、
前立腺肥大の悪化などの症状を“男性更年期障害”と認定している。



G貧血の原因と地黄の役割

赤血球は骨髄で誕生し、120日間血管内を循環して、
人体60兆個の細胞に酸素を授け、二酸化炭素を肺に捨てる役目をしています。
貧血とは血液中の赤血球数が少なくなったり赤色のヘモグロビンが足りなくなった状態です。

貧血の原因
◆たんぱく質の不足した食事
◆鉄欠乏の食事
◆老化による造血不足
◆働く気力の無い生活(定年後に多い)
◆スポーツ性貧血:マラソンやバレーボールの選手に多くみられるもので、足底の頻回圧迫による血管内障害
◆リウマチ、慢性腎炎、慢性肝炎などによる二次性貧血など

地黄は、漢方では「補虚養血薬」といわれる。
「補虚」とは身体が衰弱して元気のない状態をもとの健康体にもどすことで、
「養血」とは健康体にもどす手段として血液をさらさらにし、造血し、循環をスムーズに行うことができるということ。



貧血の原因と地黄の役割

 赤血球は骨髄で誕生し、120日間血管内を循環して、
人体60兆個の細胞に酸素を授け、二酸化炭素を肺に捨てる役目をしています。
貧血とは血液中の赤血球数が少なくなったり赤色のヘモグロビンが足りなくなった状態です。

貧血の原因
◆たんぱく質の不足した食事
◆鉄欠乏の食事
◆老化による造血不足
◆働く気力の無い生活(定年後に多い)
◆スポーツ性貧血:マラソンやバレーボールの選手に多くみられるもので、足底の頻回圧迫による血管内障害
◆リウマチ、慢性腎炎、慢性肝炎などによる二次性貧血など

地黄は、漢方では「補虚養血薬」といわれる。
「補虚」とは身体が衰弱して元気のない状態をもとの健康体にもどすことで、
「養血」とは健康体にもどす手段として血液をさらさらにし、造血し、循環をスムーズに行うことができるということ。



H地黄の微小循環改善(血液サラサラ)作用

 赤血球は毛細血管より大きいので変形して通過する

酸素、栄養素、ホルモン⇒二酸化炭素、老廃物、活性酸素

血液循環の活性化

 ↓   赤血球を若返らせる作用  赤血球変形能を高める作用  血栓を溶解する作用  静脈系血流の亢進作用

末梢循環障害改善によるエネルギー代謝の活性化
 
冷え症の改善 血色不良の改善 疲労回復



I地黄は人参と共に造血の王様

 ●赤血球の表面積を最大にさせる。

 ●脾臓で古い赤血球を早く破壊し、酵素活性の高い新生赤血球を多くして、赤血球全体の機能を高める。

 ●鉄欠乏性貧血、慢性的な貧血を改善する。

 ●貧血が改善されるので、行動が活発になり、疲労回復を早める。

 ●低温環境下における赤血球変形能の低下を改善し、エネルギー代謝効率を促進し、冷え症を治す。

 ●動脈、静脈血管を拡張して、血圧を上げないで、血流を亢進する。

地黄は生活習慣病を予防し、治療します!

 血行不良
   動脈硬化 微小循環障害 心臓からの血液拍出量の減少
高脂血症 血小板凝集能の亢進 貧血 線溶活性不良 糖尿病

血管が破れる 脳出血、脳梗塞、心筋梗塞 血管がつまる しびれ・痛み 冷え

以上、信州薬品研究所ご紹介資料より引用


大山漢方堂薬局調合漢方薬(オーダーメイド)
上記、養生(ようせい=命を養う)生薬、
「地黄(ジオウ)配合漢方薬」、漢方「補腎薬」のご用命は、
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