ピアニスト 西村和晃 レパートリー集

   

リサイタルではまだ取り上げていないが、11歳の頃より,よく演奏していたのが、
ベートーベン/ピアノソナタ第1番、第12番『葬送』、
バッハ/『フランス組曲第5番』、
モーツァルト/ピアノソナタ
『KV310』、『KV330』、『KV475』、『幻想曲 KV457』、『ロンド イ短調』、
ショパン/『別れの曲』など。
特にベートーベンのソナタは、32曲全曲に目を通していた。
そしてシューベルトの『ピアノソナタイ長調 D664』を弾き、その美しさに浸っていた。
モーツァルトのピアノ協奏曲第23番、同/ピアノ協奏曲第27番やベートーベン/ピアノ協奏曲第4番などを弾きこんでいた。
15歳の頃から20歳の学生時代は、ショパンの『バラード第1番』『バラード第3番』が得意で、
ホロヴィッツやルービンシュタインなどの演奏のまねをして遊んでいた。
16歳ショパンの『幻想ポロネーズ』を弾く毎日になり、だんだんとショパンに傾倒していった。
当時、『赤い激流』というドラマの中に登場したショパンの『英雄ポロネーズ』、
ベートーベンのピアノソナタ『テンペスト』が話題になる中、これらを友人の前で弾いて喜ばせ、
アンコールにショパンの『幻想即興曲』『革命のエチュード』『華麗な大円舞曲』『24の前奏曲のNO16やNO24』
などを弾いて締めくくったりしていた。
そして、ベートーベン/ピアノソナタ『告別』『ワルトシュタイン』、
第32番、『6つのバガテル』『ディアベリのワルツによる33の変奏曲』を弾く毎日が続いた。
その頃、チャイコフスキー/『四季』やラフマニノフ/前奏曲OP23-2や23-5を演奏、
シベリウス、カスキ、グリーグなどの北欧の作品にも興味を持った。
本格的にレパートリーが拡大したのは20歳頃からだと思う。
シューマン/『交響的練習曲』『蝶々』『トッカータ』『クライスレリアーナ』『謝肉祭』や
シューベルト/『さすらい人幻想曲』、ピアノソナタ変ロ長調 D960、
リスト/絶技巧練習曲などもレパートリーに加わることになる。
リサイタルで取り上げている曲はその頃からのものである。
ショパンのポロネーズは全曲得意。
中でもショパンのレパートリーは広く、『ポロネーズ第5番』は、大好きな曲である。
ショパンの『ピアノソナタ第3番』が得意で、特に第4楽章フィナーレはアンコール用にかなり演奏している。
既にスカルラッティ、バッハ、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、ショパン、シューマン、
リスト、ブラームス、ラフマニノフなど幅広いレパートリーがある。
今後はできるだけレパートリーを絞っていきたい。
現在は、ベートーベンピアノソナタ全曲演奏に取り掛かっている。
そして今演奏したい曲は、ブラームスピアノ協奏曲第2番である。


つづく



PIANIST - Mr. KAZUAKI BIG NISHIMURA.
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