特集:慢性疲労によい漢方薬

「人参養栄湯」

 全身倦怠感が激しく起き上がれないOL、N子さん。

 大学を卒業後、事務の仕事に就いて3年間働き、ある時、風邪症状で仕事を休み、
その後、全身倦怠感が激しく起き上がれなくなりました。
「退職して静養していましたが、いっこうに良くならない」と漢方薬を希望してきました。

 N子さんは26歳。
慢性疲労症候群との診断は受けておりませんでしたが、この症状に近い状態にありました。
人参養栄湯を調合し、十分休むことに専念すれば、回復するからと説明しました。

 人参養栄湯は、有名な十全大補湯に似ている構成成分を含みセキに使う処方ですが、
精神安定作用を期待できる生薬も入っています。
最近、カネボウ製薬の人参養栄湯が、認知症に効くとの学会発表もありました。
今、話題の漢方薬でもあります。
一般的には、「うつ症状」を伴う人の体力回復を目的としてしばしば用いる漢方です。

 N子さんは、特別痩せ型でもなく、一見、虚弱には見えません。
しかし、精気に乏しく、話し方がゆっくりで力のないものでした。
食事は母親に作ってもらい、睡眠時間が十数時間にもなり気分も憂うつになっていました。
調合漢方薬の服用を続け、波はありましたが3カ月目から少しずつ働けるようになり、
半年後にはパートの仕事を始めました。
1年後に「再就職できました」
とのお話です。

 慢性疲労症候群という疾患が、最近よく取り上げられます。
この病気の診断基準に当てはまる患者数は、それほど多いものではありません。
しかし、仕事を続けられないほど疲れ、起き上がることが困難になる。
などの症状が、半年以上続くという大項目。
さらに、咽頭炎、頭痛、微熱などの小項目11のうち8項目以上を満たすと
「慢性疲労症候群」と診断されると言います。

 原因は、まだ解明できていませんが、漢方薬によって多くの有効例も出ているようです。

慢性的な疲労によい漢方薬として、人参養栄湯をご紹介しましたが、
その他、体質・症状に合わせて多くの漢方薬が使われています。
漢方薬に、お迷いの場合は、お気軽に、大山漢方堂薬局に、お電話ください!。


人参養栄湯

■効能・効果
病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、寝汗、手足の冷え、貧血
■組成(含まれる生薬)
ジオウ、トウキ、ビャクジュツ、ブクリョウ、ニンジン、ケイヒ、オンジ、シャクヤク、チンピ、オウギ、カンゾウ、ゴミシ


漢方健康相談のお問い合わせは、:大山漢方堂薬局 0283-22-1574(イゴ・不安・ナシ)

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