Health Science [Clinical Psycho-Counseling]
ヘルスサイエンス「心の健康相談室」

<FAQ>

▼面接料金の他に初診料等はかかりますか?


いいえ。お支払いいただくのは面接料金のみです。

▼催眠療法はできますか?


できません。

 

▼前世に焦点を当てたセラピーはできますか?


できません。

 

▼子どもがいるのですがどうしたらよいでしょう?託児室はありますか?


カウンセリングに集中するために、できる限り子どもさんはお連れにならないでください。

特別、託児室は設けてありません。
 

▼カウンセリングで話したことを夫から問い合わせられた場合話されますか?

守秘義務に関する心構え



守秘義務はカウンセラーにとって重要な倫理ですが、そのカウンセラーが守るべき守秘義務の内容が何であるのかは必ずしも一致していません。何が守れて何が守れないのか、ヘルスサイエンスの心構えを説明します。最高水準の守秘義務を科していることがおわかりいただけると思います。

一般的な考え方



以下のことが守秘義務の内容であると考えています

クライアントさんがカウンセリングにおいでになっていること
カウンセリングの中で話されたこと
特定のクライアントさんに対するカウンセラーの見解や心理的見立て
特定のクライアントさんの予約状況
特定のクライアントさんと結びつくメモや帳票類
クライアントさんの同意の上で録音したカウンセリングのテープ等(注1)

但し、以下のことは除外されます

医師や他のカウンセラーに紹介するときにカウンセラーの見解や心理的見立てを伝えること
プライバシーに充分配慮し個人が特定できない形で、論文等に引用すること


プライバシーに充分配慮し個人が特定できない形で、同等の守秘義務のあるスーパーバイザーの元で当該ケースに関して指導を受けること

クライアントさんの同意の上で録音したカウンセリングのテープ等を使用して、同等の守秘義務のあるスーパーバイザーの元で研修・指導を受けること

守られる秘密



以下はどの程度の秘密が守られるのかを理解していただくための例示です。個別的な事項で疑問点がある場合はお問い合わせください。

自殺等を示唆する言動
既に犯した犯罪等に関すること
最も重い処罰をされた場合でも無期懲役以上にならない程度の犯罪行為の計画等
不倫等
家族や他人に対する(否定的・破壊的・肯定的なものを含む一切の)見解
クライアントさん以外(家族や利害関係者など)からのケース内容に関する問い合わせ
個人カウンセリングとカップルカウンセリングを併用される場合、個人カウンセリングで話されたことをカップルの場でカウンセラーが引用することはありません(注2)

守れない秘密

以下はどの程度の秘密は守ることができないのかを理解していただくための例示です。個別的な事項で疑問点がある場合はお問い合わせください。

法令等に基づく報告義務があるとき
重度の精神分裂病や薬物依存等が疑われる状況で、極度の幻覚・妄想がなどが認められ、直ちに入院等の処置を行わないと、本人に甚大な不利益が及ぶと推察されるとき
薬物依存やボーダーラインまたは精神病水準のクライアントさんで、同居家族に甚大な影響があり、家族が本人に対する対処方法等の相談をもちかけてきた状況において、コンサルテーションにどうしても必要となる最小限の情報
子ども等に対する虐待行為があり、それが子どもの生育上取り返しのつかない事態を招く危険性があり、守秘義務を解除して適切な対応をすれば被虐待者の救済が可能だと思われるとき
最高の刑罰が無期懲役以上になる程度の犯罪行為の計画等が話され、その計画が実行される可能性が高く、守秘義務を解除して適切な対応をすればその行為が中止可能だと思われるとき
本人の同意があるとき(カップルの場合は両者の同意が必要です)

事実上守れない状況

以下は、ヘルスサイエンスの心構えではなく、事実上秘密を守ることができない状況がどのようなものかを理解していただくための例示です。個別的な事項で疑問点がある場合はお問い合わせください。

官憲等の令状によるときで、拒否した場合科料・過料以上の制裁がある場合(注3)

犯罪行為等により資料や情報を窃取、略取された時等

注1:クライアントさんの同意なしに録音することはありません。

注2:例えば不倫等の重要な事項や、クライアントさんから特に指摘されている事項は充分注意しているので話すことはありませんが、カウンセラーが仔細だと感じた事項は(誤って)話してしまうことがないとはいえません。

注3:但し、即時抗告等、法の範囲で最大限の防御は行います。

 

▼ カウンセリングと癒し(ヒーリング)の違いは何ですか?


『癒す』とは「病気や傷などをなおす。肉体的・精神的苦痛を解消させる」(岩波国語辞典)ことであり、その原因とは一応切り離された行為です。
カウンセリングは場合によってはそのように原因と切り離して苦痛を和らげることも意図しますが、基本的には苦痛を引き起こす原因となっているその人の行動パターンや思考パターンを意識化・明確化し、自分の持つパターンと苦痛という結果の因果関係を理解することで、自らの判断で苦痛を引き起こすシステムを変革する手助けをします。
また、感情もその人の重要な一部であり、問題が大きければ大きいほど、その人の感情の協力を抜きに理性だけで問題を解決することは困難になります。そのための感情のケアやサポートもカウンセリングの大きな仕事の一つです。

▼ カウンセリングに行くにあたってやっておくべきことはありますか?


特にありません。リラックスしておいで下さい。

▼ 夫婦の問題は2人でカウンセリングを受けなければなりませんか


お二人でお受けいただくのが望ましいのですが、カウンセリングを受ける気がない方が嫌々おいでになってもうまくいきません。それよりはカウンセリングを受けようと思っている方が1人で個人カウンセリングを受ける方が適切なカウンセリングを提供できます。

▼ 健康保険は使えますか?

ヘルスサイエンスは医療法に定義される医療機関(病院・診療所)ではありませんので、現在の日本の保険制度の下では健康保険の適用外です。
従って健康保険証は必要ありませんし、利用することもできません。
それ故保険請求を通じてカウンセリングを受けていることを職場等に知られることもありません。