書家 四家汐犀(しかせきさい)先生 寄贈12作品 目録

① 1993年作品 題 「沙鷗翻彩霞」 読み(さおう、さいかに、ひるがえる) 解説 二八サイズ 創玄現代書展 入選

② 1994年作品 題 「游鱗戯碧濤」 読み(ゆうりん、へきとうに、たわむれる) 解説 二八サイズ 毎日書道展 毎日賞

③ 1997年作品 題 「鷹戢翼」 読み(たか、つばさを、おさめる) 解説 毎日書道展 毎日賞

④ 1999年作品 題 「奮戦超難関」 読み(ふんせんして、なんかんを、こえる) 解説 二八サイズ 創玄展 記念賞

⑤ 2000年作品 題 「融風払晨宵」 読み(ゆうふう、しんしょうを、はらう) 解説 二八サイズ 創玄書道展 準大賞

⑥ 2012年作品 題 「立秋なる 暦の文字に ほっとして 今朝の食パン 懇ろに焼く 近藤清子の歌」

⑦ 2013年作品 題 「万事皆如夢」 読み(万事みな夢のごとし) *佐野市役所4Fに展示中

⑧ 2013年作品 題 「笑いの連鎖」 自作詩

⑨ 2013年作品 題 「若きエネルギーを奪取」 自作詩

⑩ 2014年作品 題 「閑中至楽」 読み(かんちゅうのしらく)

     解説 閑暇こそ最上の楽しみ=閑居のこよない楽しみ (ゆったりとした静閑なところに至上の楽しみがある)

⑪ 2015年作品 題 「しあわせ(幸せは、温かい料理、笑いの絶えない、生活)」 自作詩

⑫ 2015年作品 題 「江城は画裏の如し、 」 李白詩 毎日書道展

解説 「秋登宣城謝朓北楼」  李白

江城如畫裏 山曉望晴空
兩水夾明鏡 雙橋落彩虹
人烟寒橘柚 秋色老梧桐
誰念北樓上 臨風懷謝公

(書き下し文)

「秋、宣城(せんじょう)の謝朓(しゃちょう)北楼(ほくろう)に登る」  李白

江城(こうじょう)画裏(がり)の如く
山暁(あ)けて晴空(せいくう)を望む
両水(りょうすい)明鏡(めいきょう)を夾(はさ)み
双橋(そうきょう)彩虹(さいこう)を落とす
人烟(じんえん)橘柚(きつゆう)寒く
秋色(しゅうしょく)梧桐(ごとう)老ゆ
誰か念(おも)わん北楼(ほくろう)の上
風に臨んで謝公(しゃこう)を懐(おも)わんとは

(現代語訳)
川沿いの街は絵に描いたように美しく、日は山に落ちて晴れわたった青空が見える。
二本の川は鏡のように澄んでいて、二つの橋の姿が川面に虹のような彩りで映っている。
人家の煙が寒々とした蜜柑の木にたなびいて、秋の気配が深まる中桐の葉が枯れ落ちてゆく。
何気なく北楼の上に立って冷たい風に吹かれていると、謝公のことを思い出した。