性養生(ようせい)の法
性を養う「交接の法」
気血精同調の法&体位選択の法
交接の法、女性偏「養血と性欲のバランス保持の法」&交接の法、男性偏「養精と性欲のバランス保持の法」
房中の八益と七損
性を養う「薬物の法」
中国「宗」の時代から引き継がれてきた英知、不老不死の漢方薬とは、
その歴史は、中国の上海から揚子江を西に上った江蘇省鎮江の城に住んでいた「申鉄公」という漢方賢人が発案したと言われている。このことは、同年代の漢方医学の古典「洪氏集験方」にはっきりと記載されている。 と、後世の漢方賢人「李時珍」は述べている。
この不老不死の漢方薬に関しての記載内容を和訳してみると、次のようになる。「毎日、適量を、服用すれば、心を開き、智を益し、髪の白きを黒に返し、歯の落ちたるを更生し、穀食を避け、天年を延べ、万病を治す」と。 また、この英知は、中国の明の時代にも引き継がれている。つまり漢方の全盛時代「李朱医学」でも、その驚くべき効果が紹介されている。李朱医学の名医といえば「朱丹渓」という人であるが、この人も、彼の書籍の中に、この漢方薬を絶賛した記録を残している。和訳してみると、「セックスをしすぎた男と女(房事過多の者)は、生命力をすり減らしてしまい「腎虚」に陥り、めまい、ふらつきがたびたび起こり、痰のからんだ咳や血の混じった痰を出す。このような者に、この漢方薬を投与すれば速やかに「腎虚」から脱して、再び、あふれ出るようになり、子供も作れる。」と。 さらに、1615年の東洋医学の古典「寿世保元」の中にも、この漢方薬の記載がある。和訳してみると、「一論す。この漢方薬は、生殖能力を高めて、髄を補い、腸を化して筋となす。萬神を具え、五臓が満ち溢れ、髄が充実して、血が満ち、白髪を黒くし、子供の頃のように若返り、奔馬の如くかけめぐる。一日数回服用すると1日中何も食べなくても空腹を感じない。脳の働きがよくなり。記憶力が上がる。満の言葉を話しても、神の知識と同じくらい高慢で、夜は夢想うことはない。人生27歳までに、この漢方薬を服用しておくと、360年間まで寿命が可能となり、人生45歳までに、この漢方薬を服用しておくと、240年間まで寿命が可能となり、人生54歳までに、この漢方薬を服用すれば、111年間まで可能となり、63歳までに服用すれば、100歳まで健康でいられる。」と。 この内容は、かなり大げさであるが、それほどすごい漢方薬である。との意味合いだろう。
この漢方薬は、現在でも知識ある人々の間で密かに服用され続けている。
その内容は、主薬に不老長寿の薬といわれる「人参」、また、中年以降の保険薬といわれる「地黄」、さらに、中国で古代より仙人の食物といわれた「伏令」、そして「麦門冬」「天門冬」「地骨皮」という6種類の生薬から構成されていることが確認されている。
Dr.Ohyama.
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