特集:鹿茸(ロクジョウ)


  

鹿茸
Cervi Parvum Cornu

精を生じ髄を養う、血を養い陽を益す、筋骨を強め健やかにする。

鹿茸とは

中国やシベリアに生息する大型の雄鹿の幼角です。
中国最古の薬物書である『神農本草経』(しんのうほんぞうきょう:
後漢時代)にも記述があり、古来より薬用人参とともに代表的な高貴薬として珍重されてきました。
現在でも、滋養強壮には欠かせない生薬として、
栄養補給を目的とした多くのドリンク剤やカプセル剤、丸剤などの医薬品に用いられています。


鹿茸の主な働き

●生殖機能を活発化
 男性、女性に関わらず、
精力減退や不妊症を改善する働きがあります。

●全身機能を活発化
 造血作用や強壮作用があり、
貧血の改善、疲労回復、胃腸機能の改善、
成長や発育の促進、免疫機能の調整などの働きがあります。

●神経伝達を活発化
 神経の働きを改善し、疲労感、無気力、うつ症状などを和らげ、
記憶力や注意力を高めます。

●心機能を活発化
 不整脈を改善したり、心臓の働きを高めて、
虚弱体質な方の動悸や息切れを改善します。

●抗酸化力を活発化
 酸化によっておこる体内の様々な障害や
老化現象を抑える働きがあります。



こんなときには鹿茸

鹿茸は<全身の元気を補う>代表的な生薬です。
虚弱な体質、蓄積した疲労やストレス、病中病後、
老化に伴う様々な症状の予防改善に広く応用されています。

慢性疲労 精力減退 食欲不振 排尿障害 冷え症
不妊症 こうねんき障害 耳鳴り・めまい 貧血 物忘れ 動機・息切れ
虚弱体質 ストレス 病中病後 老化 肉体疲労



鹿茸のお薬
鹿茸はそのまま粉末にして服用するのが、
最も効果的といわれています。
それは、鹿茸が高価であることと、
煎じ液に溶け出さない有効成分も含まれているからのようです。

飲みやすさや、服用量を簡単に調節できるという点で、
加熱滅菌された100%純粋な粉末を使用したカプセル剤が便利でしょう。

また、鹿茸の特徴を活かしつつ、他の生薬と組み合わせて、
それぞれの薬効を加えた生薬製剤やドリンク剤もあります。
特に相性の良い生薬には、薬用人参、地黄(じおう)などが挙げられます。

鹿茸の安全性
鹿茸は、安全な生薬としてお子様から高齢者まで幅広い年代層で服用が可能です。
ただし、鹿茸の特徴として、元気旺盛な方、高血圧の方、発熱している方、
感染症にかかっている方、虚弱でないお子様には適しません。
また、多量に服用すると、まれに鼻出血や頭痛を生じることがあります。
このような症状が現れた場合は、医師または薬剤師にご相談ください。

鹿茸の服用量
成人1日1〜3グラムが適量です。
煎薬ではあまり使用されず、粉末をそのまま利用したカプセル剤や丸剤などが用いられます。
通常は少量より服用し、徐々に増量するとよいでしょう。
鹿茸は、滋養強壮作用のある他の素材に少量配合して利用されることも多い生薬です。

鹿茸で、元気いっぱい

鹿茸(ロクジョウ)は「温腎補陽(補陽)の役割」を持った動物生薬、
オス鹿の未成熟なツノを指します。
「元気がない・気力がない」などの症状(気虚)に、
「寒がる・手足の冷え・腰や膝がだるい・インポテンツ」などが加わった場合(陽虚)に用いられます。
古来から「疲労回復・虚弱体質・冷えが著しい体質」の治療に用いられて来た効能確かな素材で、
近年では不妊治療への応用も試みられています。
通信販売も可能です。


[鹿茸と、神仙思想の書]

 神仙思想と煉丹術の理論書『抱朴子』には「南山には鹿が多い。
牡鹿一匹は、よく牝鹿百数匹と遊ぶ」と記事があります。
神仙に続く道のために、鹿茸が利用されていたのかも知れません。
ともかく、鹿の精が強いのは古来から知られている事でした。
 鹿茸は、腎陽を補う代表生薬。
腎は「成長」「生殖」「泌尿器・便」の状態維持を行っており、全身に腎陽を巡らせています。
腎を補うことで、穏やかでありながら根本からの治療が期待できます。
冷え症状の激しいときは、大熱の性質を持った「附子や桂皮」を配合した処方との併用をお勧めします。


【薬味・薬性】
甘(鹹)・温

【帰経】
肝腎

【効能】
温腎補陽・強筋骨・健胃・生精補血

〔成分・分量〕本品1日量6カプセル(1日分)は鹿茸3000rを含有
〔効能・効果〕 次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振
〔用法・用量〕 大人(15才以上) 1回2カプセル・1日3回服用  食前又は食間に服用
〔品    質〕 鹿茸は角を3等分し、先端からから根元に向け「上台」「中台」「下台」と呼びます。
「上台」が最も品質良好品です。マツウラの鹿茸カプセルは、主に上台を使用しています。
梅花鹿(日本名・シカ)及び、馬鹿(日本名・アカシカ)のオスで、皮膚を被った角(袋角)を鹿茸と規定します。

鹿茸の薬理作用

 鹿茸の持つ薬理作用は、
「心血管に対する作用」、「強壮作用」、「性ホルモン様作用」、
「創傷に対する影響」などが認められています。
鹿茸末は、成熟した健康なウサギに一定量経口投与して、
投与後一定期間にわたって血球、特に赤血球数の増加が認められ、
同時に血素量も平行して増量し、網状赤血球はすべてに増加しました。
この現象は投与量にほぼ比例します。
以上のことから鹿茸には動物の発育促進および造血機能促進作用があることがわかります。
 現代生活では「職場でのクーラーの効き過ぎ」、
「汗をかく仕事をしない」、「体力の衰え」などにより腎の衰え、血の虚もよくみられます。
「冷えによる夏ばて」、「クーラーが苦手」、「スーパーの食品売り場に行くのが辛い」、
「夏場でも靴下、手袋をしている」など夏でも寒さを訴える方には、
鹿茸の純末をカプセルに充填し飲みやすくした「鹿茸カプセル」をお試し下さい。

製品名 鹿茸カプセル
容量 28カプセル
希望小売価格(税抜) 12000円



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鹿茸(ロクジョウ)で、
自然治癒力アップ!

大山漢方堂薬局 商品
(医薬品)
鹿茸カプセル
28カプセル

鹿茸(ロクジョウ)は、高麗人参と並び
「元気をつける高貴薬・老化予防の妙薬」
として知られています。
(効能:補陽温腎・生精補血・強筋骨・健胃)

こんなかたにお勧めください
・元気が出ないかた(身体疲労、精神疲労) 
・低体温症・冷えが著しく強い方
・不妊治療、男性更年期の補助医薬品として
・小児の発育促進と体力強化
・高齢者の体力低下、認知症にならないための予防服用(補腎効果による)

[効能・効果]
次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振

[成分・分量]
 本品は梅花鹿または馬鹿のまだ角化していない袋角(鹿茸)の上台を粉末化し服み易いカプセル剤としたものです。
本品1日量6カプセル中 鹿茸(ロクジョウ)・・・・3.000mg
添加物:カプセルにゼラチン、ラウリル硫酸Na、赤色102号を含有します。

製品名 鹿茸カプセル
容量 28カプセル
販売価格 126000円〔税込み)

[用法・用量]
大人(15才以上)1回2カプセル1日3回
食前又は食間に服用して下さい



鹿茸について
 鹿茸(ロクジョウ)とは、オス鹿の頭上の角を指します。
ただし骨化した硬いもので無く柔らかく細かい毛が残る幼角を用います。
鹿茸は「成長(生長)」「生殖」に関わる生理機能を強力に補う生薬です。

有効成分は

ロクジョウ(鹿茸)の薬性
「薬理作用」
@補陽温腎、A生精補血、B強筋骨、C健胃
「性味」:甘・鹹、温
「帰経」:肝、腎

@身体や神経の衰弱の症状に用いる
  長期に渡る体疲労、こころが疲れた時(精神疲労・神経衰弱)、頭がふらつく
A生殖機能に関わる症状に用いる
  不妊症(虚寒によるもの)、男性更年期(インポテンツ含む)
B生長発育に伴う症状に用いる
  筋肉や骨格の発育不良、小児の発育不良、運動能力の発達不良など
C高度の貧血(気血両虚)・血液循環改善の症状に用いる


 鹿茸は「補陽(生命が作るぬくもりの補充)」の代表生薬です。
陽を補うと言えば主に「腎の陽気」を考えるもので、
腎は体調・生殖・排便排尿の状況を左右し
「ひとが持つ生命の力を左右し、抗老化の防波堤となる臓器」と言えるもの。
より一層の高齢化社会を目前に、鹿茸製剤が果たす役割は大きくなると考えられます。





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