臨床心理(精神分析、心と身体の健康調査) 

クライアント=仲町あす花(なかまち あすか)さん 仮名 36歳 女性 求職中 検査実施日2022.10/29.

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること。


(Ⅰ) CMI(肉体的、精神的、社会的に、健康度を評価する)

クライアントの総合判定: 領域Ⅳ 神経症と考えられる(病的ある)
今後の対応: 治療が必要(特に、精神的、社会的、そして肉体的、3つの問題を早急に解決する必要がある。)

CMI各論: 健康度を、細部にわたり評価する。
評価基準: 完全なる健康 0%。②健康 1~30%
③未病、30~50%、50~70% 東洋医学の適応
④病気 70~100% 東洋医学、西洋医学の適応

未病とは、「発病には至らないものの健康な状態から離れつつある状態」 「発病には至らないものの軽い症状がある状態」
自覚症状はなくても検査で異常がみられる場合と、自覚症状があっても検査では異常がない場合がある。

クライアントの身体面 = 病的:70%以上、
①疲労度(87%)=重度の疲労度、神経衰弱 = 易疲労(精神疲労大)、疲労回復
病気に移行~未病(重度)50~70%=そのままにしていると病気になる可能性大(身体の弱点)
②泌尿器、生殖器(54%)、= 子宮筋腫3cm(筋腫増加予防(大きさ、数)、定期検診)、PMS(イライラ、神経質)、おりもの過多、夜間頻尿 = ホルモン、代謝のバランスが悪い
③皮膚(68%)= 敏感、負け易い、乾燥肌、むくみ、吹き出物 = ホルモン、代謝のバランスが悪い
④=筋肉、骨格(60%) = 背中痛、腰痛、首筋、肩こり、脚がだるい、筋肉、関節のこわばり、
⑤心臓 = 動悸、息苦しい、手足の冷え、むくみ = 自律神経、代謝が悪い = 

クライアントの精神面 = 病的:70%以上、神経症、病的である。
①抑うつ(100%) = 重度うつ状態(うつ病)= いつも不幸で憂うつ、いつも悲しくて泣く、自分はみじめでつらい、将来の希望がない、自殺傾向
②神経過敏(68%) = はにかみや、神経過敏、他人からの批判で、心をキズつけやすく、感情を害しやすい、誤解されやすい。
③不適応(59%)= 行動、判断、仕事、生活の問題に対するミスが多い。= 冷静さ、正確なアドバイスをくれる人が必要。
④不安(55%) = 神経質、ノイローゼ、思い悩む、気にしすぎる、将来が不安、くよくよする。。

クライアントの東洋医学的評価(気血水のバランス)
気) メンタル=  重度の抑うつ状態(うつ病)、いつも不幸で憂うつ、悲しくて泣く、みじめでつらい、希望がなく自殺傾向 = 東洋医学(漢方薬・鍼灸)、臨床心理カウンセリング、コーチングの適応
血) 循環器系=動悸、息苦しい、手足の冷え、むくみ = 自律神経、代謝が悪い = 自律神経、代謝が悪い = 東洋医学(漢方薬・鍼灸)の適応
水) 泌尿生殖器系 = 子宮筋腫3cm(筋腫増加予防(大きさ、数)、定期検診)、PMS(イライラ、神経質)、おりもの過多、夜間頻尿 = ホルモンバランスが悪い = 東洋医学(漢方薬・鍼灸)の適応

東洋医学=健康を維持増進させる医学、未病を治す、病気を治す(健康を取り戻す) 経験的
西洋医学=病気を治す(健康を取り戻す、命を維持させる=手術) 科学的

(Ⅱ)ストレス耐性度チェック
判定基準 20-40(ストレスに弱い)、40-50(標準)、50-80(ストレスに強い)
クライアントの得点 47点=(普通) → もう少しストレスに強くする → 東洋医学(漢方薬・鍼灸)、臨床心理カウンセリング、コーチングの適応

(Ⅲ)ストレス度チェック
判定基準 0-5(ストレスがほとんどない)、8-10(軽度)、11-20中度、21以上(重度)
クライアントの得点 18点=(中等度のストレス状態)= このままでいると、本格的なストレス状態に陥る危険性大、慢性的なストレスがつづいている。
ストレス症状18点の分析
①ストレス初期に現れる症状(手足の冷え、頭重、眼精疲労、肩こり、背中腰痛、寝起き、多夢) = 東洋医学(漢方薬・鍼灸)の適応
②ストレス後期(慢性的)に現れる症状(口内炎、胃腸が弱い、下痢、疲れやすい、人間関係) = 東洋医学(漢方薬・鍼灸)の適応

(Ⅳ)SDS  抑うつ度チェック
判定基準 23-47(正常)、39-59(神経症)、53-67(うつ病)
クライアントの得点 59点 重度の神経症、軽度のうつ状態(うつ病) = 東洋医学(漢方薬・鍼灸)、臨床心理カウンセリング、コーチングの適応

(Ⅴ)TA(交流分析)、TEG(エゴグラム) 自分自身を知り、対人関係を円滑にする方法
エゴグラム 5つの自我状態、行動パターンの解説
CP(批判的な父親の自我))=父親の影響をそのまま取り入れた心の状態、行動パターン=厳しさ、先入観、偏見、理想の追及、
NP(養護的な母親の自我)=母親の影響をそのまま取り入れた心の状態、行動パターン=やさしさ、愛情、他人への思いやり、献身的
A(大人の自我)=成人としての客観的な心で、現実を認識し、物事の判断をする心の状態、行動パターン=客観的理解、現実的判断、情報の収集、分析、冷静、沈着、合理的
FC(自由奔放な子供の自我)=本能的な、自由奔放な子供の心の状態、行動パターン=明るい、天真爛漫、わがまま、本能的、衝動的
AC(順応した子供の自我)=親の顔色を伺う、順応した子供の心の状態、行動パターン=協調的、依存的、自信喪失、自責の念、ひねくれる、自分のからに閉じこもる。
D(偏倚尺度:社会的逸脱)=ある社会の社会的規範から逸脱(または偏倚(へんい)した行動をいい、偏倚行動ともいう。
社会的規範は多様であるが、その内容は、法律、モーレス(習律、集団内の行動基準)、「ルールから外れた望ましくない行動」
慣習などが含まれ、さらに、道徳、伝統、礼儀、流行などが含まれる。
「ルールから外れた望ましくない行動」
Q(疑問尺度)テストに対する応答態度や防衛反応:質問をよく理解して回答したか、正直に答えたかを判断する。

「和」を重んじる日本人(女性)のアベレージ(円満パターン)は、
NPを頂点(80%)とする「へ型」 = 対人関係のトラブルが少ない。

クライアントのエゴグラム・パターン分析
CP 5点(33%)
NP 14点(48%)
A  3点(4%)
FC 2点(2%)
AC 19点(100%)
D 18点(13点以上が正常)= 問題なし
Q  0点(35点以下が信頼できる回答)=テスト結果は、信頼性100%で、信頼できる。

クライアントは、ACを頂点とし、FCを底とするN型
自己を否定的で、他人に依存的な人。献身的な人である。
自分のことは、後回しにして、好きな人(彼氏)に尽くすという、昔の日本女性の美徳を持っている。
ただし、知識、人格的に、素晴らしい彼氏を持たないと、いいように振り回され、ストレス病になりやすい正確を持つ。
女性としての自立を求める(自己実現)のであれば、まず、FCとAを高めることが重要になる。

クライアントのエゴグラム分析
①ACがとても高いので、協調性があり、従順さが目立ちますが、半面、自己批判が強く、依存的です。(俗に言う、イイ子ブリッ子でもある)
常に、自分を非難して、満足することができない。人に遠慮して言いたいことが言えない。
②中等度のCPで、まじめに理想の実現に向かって努力することができます。
③NPも中等度あるので、人情味や親切心、優しさや思いやりもある。
④Aが低いので、状況を冷静に判断することが苦手です。
⑤FCがとても低いので、人付き合いは、よいが、自分が楽しむことができず、ストレスがたまりがち。
感情を表に出すことが少なく、無気力になりがちな人。気分転換して物事を楽しむことが苦手。
気分は落ち込んでいることが多い。 不満がある時は、感情にとらわれず、冷静になることが必要。
いち早く、気分を変えて、趣味を楽しむのも一つの方法。
自分の中だけで悩まず、信頼できる相手に相談して、上手にストレスを解消することが重要。
このエゴグラムの人は、うつ病やストレス病になりやすい。
→ 臨床心理学的手法(カウンセリング、コーチング、メンタルトレーニング)を用いて、自己改革が必要と考える。
まず第一に、A、FCを高める必要がある。
たとえば、独りよがりにならないように、情報を収集、分析して、冷静になり、客観的、現実的な判断をすることを心掛ける。
自分の意見や感情を率直に表現することが最重要となる。
自己改革の方法は、いくらでもある。

(Ⅵ)OKグラム 基本的な構え
OKグラム 4つの基本的な構えの解説
① I I am OK, You are OK.(自己肯定、他者肯定) = 私も、あなた方も、みんな良いところがある。
② I am OK, You are Not OK.(自己肯定、他者否定) = 私は、いつも正しいが、あなた方、みんなは、ダメ。
③ I am Not OK, You are OK.(自己否定、他者肯定) = 私はダメだが、あなた方、みんなは、優れている。
④ I am Not OK, You are Not OK.(自己否定、他者否定) = 私もダメ、あなた方、みんなもダメ(世の中のすべてがダメ)
OK 肯定的=有益、安心感、価値がある、好意を持っている。愛されている。
Not OK 否定的=役に立たない、安心できない、嫌われている、愛されていない。

クライアントのOKグラム・パターン分析
① I I am OK.(自己肯定)= 2点
② I am Not OK.(自己肯定)= 14点
③ You are OK.他者肯定) = 16点
④ You are Not OK.(他者否定) = 2点
クライアントは、I am Not OK, You are OK. (自己否定、他者肯定の構え)
あなたは優れているが、私は優れていない。
周りの人は、みんな素晴らしいのに、私だけがダメ。

この場合、クライアントは、献身的なやさしさがある反面、劣等感を持ち、自分を卑下することが多い。
独立心や自己主張に乏しいので、誤解されやすく、このままでは、貧乏くじをひくことが多い。
自分に自信が持てず、不安感が強くなると、他人と親密になることを恐れたり、憂うつになったりすることもある。
→臨床心理学的手法(カウンセリング、コーチング、メンタルトレーニング)を用いて、自己改革が必要と考える。


結論:
クライアントの仲町あす花(なかまち あすか)さんは、肉体的な問題は、重度ではなく、軽度、未病段階である。
精神的(神経症、うつ状態、美意識)、社会的には、かなりの確率で、病的であり、将来の不安が認められる。
これを、できるだけ早急に克服して自己改革が必要になる。 そうしないと自身の幸福にもつながらない、と考えられる。

クライアント仲町あす花(なかまち あすか)さんの今後:
できれば、神経症、うつ状態、美容を、東洋医学(漢方薬、鍼灸、経絡ツボ療法、エステ)と
臨床心理学のメンタルトレーニング、カウンセリング、コーチングを実施し、
パーソナリティーの正常化と一般常識、社会的(模範)行動がとれる知識と教養を養い、
自分に自身が持てる、魅力のある自分に変わる(変身)、自己改革が必要と考えられる。

以上のように考察する。


臨床心理学 ヘルスサイエンス佐野 「こころの健康相談室」
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