第四回
「 心の平安と東洋医学、音楽療法(安息の時を求めて) 」
場所:アクトプラザ1F ロビー
2018. 4/22(日)



第四回
ピアニスト、音楽療法士 西村和晃先生
医学博士 大山博行先生 対談
「 心の平安と東洋医学、音楽療法(安息の時を求めて) 」



2018. 4/22(日)
場所:栃木県佐野市アクトプラザ1F ロビー




cf.
①血流を改善=女性を笑顔にする漢方薬
女性には、特有の不快症状があります。
微妙な体調変化で、不快症状も移ろいます。
女性を笑顔にする漢方薬は、血流改善に働くものたちです。



不調の始まり=血流悪化=生理周期の遅れ、月経過少、無月経

②身体の不快症状
・生理周期の遅れ(はなはだしければ無月経)
・月経の過少
・肌のつやがない
・目のトラブル(疲れ目・かすみ目・ドライアイ)
・爪のトラブル(もろい・割れる・たて筋が入る)
・筋けいれん(こむら返り)
※これは生活習慣の悪さ(目の酷使・夜更かし・動かない)から起こる現代病と言えます。
血(血液本体と機能)は、肝と深く結びついています。
上述の悪い生活習慣は、肝を弱めるもの。
肝機能(疏泄:体循環推進機能)を低下させ、血の流れ・気の流れを滞らせます。

③対応漢方薬
四物湯(当帰・川弓・芍薬+地黄)=肌乾燥など、乾燥傾向が強い場合に
当帰芍薬散(当帰・川弓・芍薬+白朮・茯苓・沢瀉)むくみ・軟便など、水分代謝が悪い場合に

④「血虚」 = 婦人病の起点、血虚について
婦人病の起点ともいえる「血虚」。
婦人特有の症状の他に、心の病・肌の病・不眠・切れやすい・不妊傾向に変化しやすく、老化も早く進行する。
「目の酷使・夜更かし・動かない(歩かない)」の生活習慣により発症するため、今後ますます対象患者は増えてくる。

注意:上記、漢方薬を、14日~28日間、ご服用しても、効果に満足できない場合は、
さらに効果的な、大山漢方堂薬局 調合漢方薬(オーダーメイド)を、お勧めします。
どうぞ、お気軽に、ご相談ください! TEL: 0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)

更に血流悪化(生理痛)=生理痛、経血に血塊まじる。








第四回
ピアニスト、音楽療法士 西村和晃先生
医学博士 大山博行先生 対談
「 心の平安と東洋医学、音楽療法(安息の時を求めて) 」

  


cf.
「眠りと心を守る漢方薬を考える」



更に血流悪化(生理痛)=生理痛、経血に血塊まじる。

⑤身体の不快症状
・生理痛
・経血に血塊がまじる
・痛み(動脈瘤、くも状血管)
・出血
・シミやソバカスが増える
※冬の寒さ・慢性病・出血・衰弱など様々な要因で起こります。
⑥対応漢方薬
折衝飲(桂枝・桃仁・紅花・牛膝・延胡索・牡丹皮+当帰・川弓・芍薬)
※本来は、血虚と血瘀を併せた病態です。

⑥「血瘀」

複数の病(イライラ+生理痛)
イライラ・生理前症候群+生理痛)

⑦身体の不快症状

《気滞、特に肝気鬱結の症候》
・生理前のトラブル(痛み、胸の張り)
・イライラしがち、怒りやすい
・口調が強く、激しくなりがち
・下痢と便秘を繰り返す
・熱感、顔が赤い

《血瘀の症候》
・生理痛
・経血に血塊がまじる
・痛み(同じ場所が針で刺すように)
・血腫(静脈瘤、クモ状血管)
・出血
・シミやソバカスが増える

【対応薬】※エキス剤なら2剤(異なる薬効区分)を併用
柴胡疏肝湯(加味逍遙散・大柴胡湯など)

活血薬(折衝飲・桂枝茯苓丸など)
※気滞証候(肝気鬱結)を抑える柴胡・芍薬の配合薬と、血瘀改善のための活血薬を併用する。
※便秘があるのなら、大黄配合剤を考慮します。
(桃核承気湯や大柴胡湯など)
気滞血瘀

ストレス証候(イライラ)
生理前症候群(痛み、胸の張り)
【身体の不快症状】
・生理前のトラブル(痛み、胸の張り)
・イライラしがち、怒りやすい
・口調がウ直、激しくなりがち
・お腹が張る
・下痢と便秘を繰り返す
・熱感、顔が赤い

【対応薬】
柴胡疏肝湯(柴胡・芍薬+香附子・青皮・枳実・川きゅう・甘草)
加味逍遙散より治療効果は高い

加味逍遙散(柴胡・芍薬+当帰・白朮・茯苓・生姜・甘草・薄荷+牡丹皮・山梔子)
※柴胡と芍薬の配合が、漢方の抗ストレス薬。まずは柴胡疏肝湯を、
証候が若干弱ければ加味逍遙散を、
便秘で熱感大なら大柴胡湯(頓服)を選択します。
気滞(肝気鬱結)

実は、男女も使える知識
女性の体調不良は、補血・活血など、血流の正常化を目指して治療するのが良い。
女性を印象付けてきましたが、これは男性にも当てはまる治療知識。
主な不快症状を探し、適切な治療を行う。

気虚の場合には、優先対応を
虚証の4分類(気虚から陽虚へ、血虚から陰虚への病態進行)は、治療のための大切な知識。
不快症状を訴えていても、「元気がない、食欲不振」など気虚症候が顕著なら、
人参製剤(六君子湯、補中益気湯等)で気虚治療を優先。
元気回復の後、気虚の知識を活用する。


注意:上記、漢方薬を、14日~28日間、ご服用しても、効果に満足できない場合は、
さらに効果的な、大山漢方堂薬局 調合漢方薬(オーダーメイド)を、お勧めします。
どうぞ、お気軽に、ご相談ください! 

お問い合わせは、
漢方を現代病に活かす!漢方専門 大山漢方堂薬局
0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)
まで、お気軽にお問い合わせください。



cf.
「熄風薬を考える」




活血化瘀薬(女性の体調不良に多用)
 活血化瘀薬は、血流を促し血瘀を改善する処方です。血瘀は鬱血状態を表し、病理的物産と考えられています。
固定制の激しい疼痛・静脈の鬱血・暗色の慢性出血・腫瘤が現れます。血虚血瘀や気滞血瘀であることが多数です。
 基本的に、月経期(特に月経過多)や妊婦には用いません。

活血化瘀・補血凉血
桃紅四物湯(医宗金鑑)

血虚血瘀の代表処方です。
血虚血瘀:皮膚につやがない、目が疲れやすい・頭がぼーっとする・筋けいれんなど血虚の症状に、
顔色がどす黒い・固定制の疼痛・口唇暗紫色・出血・腫瘤など血瘀の症候を伴う。
舌質は紫紅で瘀斑が見られる事多い、脈は細渋。


活血化瘀・補血・理気健脾
芎帰調血飲(万病回春)

『産後の補養』に用いる処方です。
血虚血瘀を基本に、気虚や気滞を伴う場合に用います。
舌質は淡紅で瘀斑を伴う事多い、脈は軟細や渋。
※産後の体調回復を図るもの。出血を助長せぬ様活血力は弱く、穏やかな薬効にしています。

活血化瘀・理気止痛・補血健脾・温裏虚寒
芎帰調血飲第一加減(一貫堂)

産後の補養薬・芎帰調血飲を基に、補血・活血・理気・虚寒の働きを高めた処方です。
※芍薬を追加し、処方内に血虚基本薬・四物湯が完成。
※産後悪露の排出・不妊治療に、長期服用が可能です。

活血化瘀・消癥
桂枝茯苓丸(金匱要略)

婦人の癥病(腹中の血塊等)・漏下のため作られた処方。下焦の血瘀に用います。
下焦の血瘀:下腹部の痛み圧痛・腫瘤・生理不順・不正性器出血などに、下肢の冷えや鬱滞・のぼせ・頭痛などの証候を伴う。
舌質は紫や紫斑、脈は渋や弦。※男女を問わず用い、子宮筋腫の初期にも用いる。

活血化瘀・消癥・排膿・治疣贅
桂枝茯苓丸加薏苡仁(日本経験方)

桂枝茯苓丸の症候に、清熱解毒・排膿・利水・滲湿・治疣贅の働きを加えた処方。

活血化瘀・理気止痛
折衝飲(産論)

血虚血瘀の代表処方です。
桂枝茯苓丸の、血管拡張・血行促進の作用を強めています。


活血化瘀・理気止痛
桃核承気湯(傷寒論)

太陽病・蓄血証に用いる処方でうs。
太陽病・蓄血証:《発熱性疾患の経過で》下腹部が硬く張って痛む(少腹急結)・圧痛・抵抗・便秘(又はテール便)
・排尿は正常(あるいは血尿)・不正性器出血などの証候で、夜間熱が高くなり、著しければ意識障害や狂躁状態を呈す。
舌質は紅でやや乾燥、舌質は黄、脈は沈実。

下焦の血瘀(骨盤内の鬱血)に用います。
下焦の血瘀:下腹部の痛みや圧痛や抵抗・不正性器出血・月経困難・便秘などの症候に、
下肢の冷え・下肢静脈怒張・外痔核など、あるいは頭痛・肩こり・のぼせ・鼻出血・不眠・動悸などを伴うこともある。






第四回
ピアニスト、音楽療法士 西村和晃先生
医学博士 大山博行先生 対談
「 心の平安と東洋医学、音楽療法(安息の時を求めて) 」



2018. 4/22(日)
場所:栃木県佐野市アクトプラザ1F ロビー

  




第四回
ピアニスト、音楽療法士 西村和晃先生
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2018. 4/22(日)

  


cf.
「熄風薬を考える」





「熄風薬(そくふうやく)を考える」

熄風薬とは、「身体のふらつき・めまい・手足の震え・筋肉の引きつり・けいれん・麻痺」などを治すものである。

こららは内風と呼ばれ、肝風内動によって起こる不快症状を表す。

内風には、大きく3タイプがある。

①肝腎陰虚から生じた「肝風内動」、
②高熱や感染による痙攣・後弓反張がある「熱極生風」、
③血虚を原因とする「血虚生風」です。
熄風剤には、天麻、釣藤鈎、疾莉子、石決明、羚羊角、地竜、白僵蚕、全蝎、蜈蚣などがある。

平肝熄風・清熱化痰・益気=釣藤散(普済本事方)
肝陽化風に、脾胃気虚を伴うものの代表処方。
肝陽化風で脾胃気虚を伴う:頭のふらつき・めまい感・手足の震え、顔面紅潮・頭痛、イライラなどの
肝陽化風の証候に、食欲不振・元気がない・悪心嘔吐・腹脹など脾胃気虚の証候を伴ったもの。
舌質やや紅、舌苔は膩。
※高血圧患者なら「熱感(頭痛など)」と「ふらつき・めまい」を併せ持つものに用いる。

平肝熄風・疏肝健脾・補気血=抑肝散(保嬰撮要)
もとは、「乳幼児のひきつけ」に対し用いる処方。
肝陽化風で気血両虚を伴う:イライラ・易怒、顔面紅潮・目の充血・頭痛、頭のふらつき・めまい感・手足の震え
気虚の証候に、肌につやがない・目の疲れやかすみ乾き・筋のひきつり(こむら返りなど)
・生理周期延長や無月経など肝血虚の証候を伴ったもの。
舌質やや紅。舌苔は白。

滋陰養血・熄風=七物降下湯(修琴堂)
血虚の肝陽化風(血虚生風)に対し用いる処方。
肝陽化風で血虚を伴う:頭のふらつき・めまい感・手足の震えなど肝陽化風の証候に、
皮膚につやがない・爪がもろい・目の疲れ・四肢のしびれ感・月経周期遅延・月経量が少ない
など血虚の証候を伴ったもの。
舌質淡。

《風治化痰薬》化痰熄風・益気健脾・去湿=半夏白朮天麻湯(脾胃論)
風痰上擾、回転性のめまいなどの常用処方。
脾虚生湿からの風痰上擾:悪心嘔吐・胸苦しいなど痰湿証候に、
めまい・頭痛など風痰上擾の証候を伴ったもの。
舌苔は白膩。
食欲不振・腹満・泥状便・悪心の脾虚不運が平素からある。

平肝熄風・疏肝健脾・補気血・燥湿化痰=抑肝散加陳皮半夏(日本経験方)
抑肝散と同じ不快証候に、
悪心嘔吐や腹部膨満感など痰湿の証候を併せ持つときに用いる。





第四回
ピアニスト、音楽療法士 西村和晃先生
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「皮膚病に効果的な漢方薬を考える」







皮膚病に効果的な漢方薬

急増する皮膚トラブル、これら疾病は血虚を基本とした「虚血血熱」が原因とも考えられる。
漢方治療によりかゆみは治まるが、定期的なかゆみ再発が普通で、
施薬側・患者側ともに不安を払い、腰を据えて長期治療に取り組むことが大切。
服薬と同時に、生活習慣の改善(早寝早起き、目の酷使をしない、散歩などで身体を動かす)にも取り組む。
皮膚病漢方薬の幾つかに、「防風、荊芥」の配合があるが、この生薬ペアは「かゆみ止め薬」として働く。

①補血活血・調経=四物湯=血虚の基本対応薬
血虚:血の持つ濡養(栄養・滋潤)作用が低下した状態で、循環血液量の不足が起こす不快感。
肌につやがない、目の疲れ・かすみ・乾き、爪がもろい、筋の引きつり(こむら返り)・四肢のしびれ感、
月経周期遅延(甚だしければ無月経)・経血の過少。

②清熱瀉火・解毒・清熱化湿・止血=黄連解毒湯=三焦の実火(実熱)の代表処方。
実熱:高熱・顔面紅潮・目の充血・熱感・口渇、口苦・イライラ・不眠など、
甚だしければ意識障害・狂躁状態を呈する。舌質は紅、舌苔は黄~黄膩
※その他熱証、血熱妄行・肝胆湿熱・脾胃湿熱・膀胱湿熱・心火旺・肝胆火旺・胃熱などに用いる。
※燥性を持つため、皮膚病治療に単独では用いない。

③清熱瀉火・解毒・補血活血・止血=温清飲=四物湯+黄連解毒湯
血虚血熱に対する代表処方=痒み治療に、基本対応薬として用いる。)
血虚血熱:皮膚につやがない、目の疲れ・かすみ・乾き、爪がもろい、筋の引きつり(こむら返り)
・四肢のしびれ感、月経周期遅延(甚だしければ無月経)・経血の過少などの血虚の証候に、
のぼせ・火照り・口渇・イライラ・不眠などの熱証や、鮮紅色の出血(鼻血・不正性器出血・下血)、
灼熱感のある暗紅色の発疹(乾燥性)・皮膚炎・口内炎などを生じます。舌質は紅、舌苔は黄
注)温清飲のエキス製剤は、四物湯と黄連解毒湯の等量配合。
「かゆみ」を訴えるのは血熱が高まったとき、温清飲に清熱剤(黄連解毒湯・三黄瀉心湯)を追加
かゆみ治療後も温清飲を継続服用すれば(1~2包/日)、再発防止の手当てになる。

④清熱解毒・活血=五物解毒湯=化膿性や掻痒性の皮膚疾患で、小発疹を繰り返すもの。

⑤補血潤燥・止痒=当帰飲子=四物湯(当帰・川弓・芍薬・地黄)
血虚が原因で起こるかゆみで、皮膚が著しく乾燥し、爪で肌を核と白い筋が残るような場合。
老人性掻痒症と理解されるが、若者にも急増中の病態。夜間かゆみが悪化。

⑥疎風・清熱化湿・養血潤燥=消風散=炎症性でかゆみを伴う皮膚に対する代表処方。
風湿熱の皮疹:強いかゆみ(夜間増悪)、局所の発赤と熱感、滲湿液が多い
または水泡形成、身体の火照・熱感、口渇などが見られる。
舌質は紅、舌苔は微黄

考察)2製剤併用での治療の場合(消風散+)
皮膚の乾燥感が強い場合…+温清飲
かゆみ・熱感が強い場合…+黄連解毒湯
患部がじくじくする場合…+越婢加朮湯

⑦去風化湿・清熱解毒=十味敗毒湯=炎症や可能傾向のある皮膚の初期に用いる。
皮膚化膿症・湿疹・蕁麻疹などで、風湿熱を呈するもの。
(華岡青州の創作した処方)






写真:
漢方医の薬箱(薬籠) 江戸時代






  











注意:
上記、漢方薬を、2週間~1か月服用しても効果に満足できない方は、
大山漢方堂薬局、調合漢方薬(オーダーメイド)を、お勧めします。

お問い合わせは、
漢方を現代病に活かす!漢方専門 大山漢方堂薬局
0283-22-1574(大山漢方で、イゴ・不安・ナシ)
まで、お気軽にお問い合わせください。



「 清熱利湿の漢方薬 」


 



①清熱化湿・活血・升提=乙字湯(方函口訣)
当帰 甘・辛、温(補血、行血、潤腸、調訣)
柴胡 苦、微寒(解表、解熱、疏肝解鬱、升挙陽気)
升麻 甘、辛、微寒(発表透疹、清熱解毒、昇挙陽)
黄今 苦、寒(清熱燥湿、瀉火解毒、安胎)
大黄 苦、寒(瀉熱通腸、清熱瀉火、行お破積)
甘草 甘、平(補脾益気、清熱解毒、潤肺止咳)
「脱肛・痔核脱出」に用いる処方。
脱肛や痔核の脱出で、疼痛・出血などを伴う時に。
また、外陰部のかゆみ・湿疹にも用いる。
舌苔は黄賦、脈は弦滑。

②清熱解毒・消散疔瘡=五味消毒飲(医宗金鑑)
金銀花 甘、寒(清熱解毒、涼血止痢、疏散風熱)
野菊花 苦,辛、微寒(清熱解毒・消腫)
蒲公英 苦・甘、寒(清熱解毒、消腫散結、利水通淋)
紫花地丁 甘・苦、寒・小毒(清熱解毒、消腫散結、利尿)
「疔瘡腫毒」に用いる処方。
疔瘡腫毒:発赤・腫脹・熱感・疼痛、肌は隆起し患部が堅硬。
舌苔は紅、舌苔は黄、脈は数。

③清熱解毒・消散疔瘡=三金湯
金銀花 甘、寒(清熱解毒・涼血止痢、疏散風熱)
野菊花 苦・辛、微寒(清熱解毒・消腫)
蒲公英 苦・甘、寒(清熱解毒・消腫散結、利水通淋)
五味消毒飲から、清熱解毒薬3種を抜粋した処方。
「発赤・腫痛」など、熱性皮膚疾患に用いる。

④清熱解毒・活血、五物解毒湯(方輿硯)
川弓 辛、温(活血行気、きょ風止痛)
荊芥 辛、微温(きょ風解表、止血)
金銀花 甘、寒(清熱解毒、涼血止痢、疏散風熱)
十薬 辛、微寒(清湿熱、消溜腫)
大黄 苦、寒(瀉熱通腸、清熱瀉火、行お破積)
「化膿性や掻痒性の皮膚疾患」に用いる処方。
小発疹を繰り返す場合に。

⑤滋陰清熱=三物黄今湯(金匱要略)
地黄 苦、寒(清熱涼血、生津)
黄今 苦、寒(清熱燥湿、瀉火解毒、安胎)
苦参 苦、寒(清熱燥湿、疏風殺虫)
元来、「婦人草蓐(産褥)で、煩熱する者」に用いる処方。
陰虚火旺に対する基本処方と考えて良い。
治婦人在草蓐、能発路得風、四肢苦煩熱、頭痛者、興小柴胡湯。
頭不通痛但煩者、此湯(三物黄今湯)主之。《金匱要略》






写真:
漢方医の薬箱(薬籠) 江戸時代

⑥疏風・清熱化湿・養血潤燥=消風散(外科正宗)
荊芥 辛、微温(去風解表、止血)
防風 辛・甘、微温(去風解表、止血)
当帰 甘・辛、温(補血、行血、潤腸、腸経)
地黄 苦、寒(清熱涼血、生津)
苦参 苦、寒(清熱燥湿、去風殺虫)
蒼朮 苦・辛、温(燥湿健脾、去風湿)
蝉退 鹹・甘、寒(疏散風熱、利咽喉、定驚癇)
胡麻仁 甘、平(潤燥滑腸、滋養肝腎)
牛蒡子 辛・苦、寒(疏散風熱、去痰止咳、清熱解毒)
知母 苦、寒(清熱瀉火、滋腎潤燥)
石膏 辛・甘、大寒(清熱瀉火、解渇、除煩)
甘草 甘、平(補脾益気、清熱解毒、潤肺止咳)
木通 苦、寒(降火利水、通乳)
「炎症性で、痒みを伴う皮疹」に用いる代表処方。
風湿熱の皮疹:強い痒み(夜間増悪)、局所の発赤と熱感滲湿液が多い
または水泡形成、身体の火照・熱感、口渇などが見られる。
舌質は紅、舌苔は微黄。

発赤・熱感強い+黄連解毒湯・五物解毒湯等
水泡・浮腫・滲湿液多い +越婢加朮湯
乾燥傾向+温清飲

⑦去風・清熱解毒・活血化湿=治頭瘡一方(香川修庵)
連翹 苦、微寒(清熱解毒)
蒼朮 苦、辛、温(乾湿健脾、去風湿)
川弓 辛、温(活血行気、去風止痛)
防風 辛、甘、微温(去風解表、去湿解痙、止瀉止血)
忍冬藤 甘、寒(清熱解毒、疏散風熱、清経絡風熱)
荊芥 辛、微温(去風解表、止血)
甘草 甘、平(補脾益気、清熱解毒、潤肺止咳)
紅花 辛、温(活血通経、去於止痛)
大黄 苦、寒(瀉熱通陽、清熱瀉火、行於破積)
炎症・化膿傾向の皮疹に用いる処方。
風湿熱の皮疹:かゆみ・発赤・熱感・化膿傾向・水泡や滲出物がみられる。
舌質は紅、舌苔は黄、脈は数。




⑧去風化湿・清熱解毒=十味敗毒湯(華岡青洲)
荊芥 辛、微温(去風解表、止血)
防風 辛・甘、微温(去風解表、去湿解痙、止瀉止血)
独活 辛・苦、微温(去風湿、通経絡)
柴胡 苦、微寒(解表、解熱、粗肝解鬱、升挙陽気)
桜皮 (和漢生薬、排膿解毒)
桔梗 苦・辛、平(清肺提気、去痰排膿)
川弓 辛、温(活血行気、去風止痛)
茯苓 甘、平(利水滲湿、健脾和中、寧心安神)
生姜 辛、微温(発汗解表、温中止嘔、解毒)
甘草 甘、平(補脾益気、清熱解毒、潤肺止咳)
炎症や化膿傾向のある皮疹の、初期に用いる処方。
「皮膚化膿症・湿疹・蕁麻疹」などで、風湿熱を呈するものに。
江戸時代の外科医・華岡青洲の創作した処方。





 

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